赤帽で独立開業しませんか⑤

2022年7月現在赤帽札幌組合員数は200人を切りました。この10年ほど前までは300人いましたので急激に減っています、これは全国的に言えることでもあります。

脱退する理由としては高齢がひとつの理由としてあげられると思います。体力的な衰えもあろうかと思いますが、まだできそうだけど車も古くなり車検をきっかけとして廃業する組合員が多そうですね。それとこのご時世ですから高齢運転を心配する家族からの忠告で決断した人もいるみたいです。

理由はどうであれ私がお世話になった人も随分と廃業されました。そうは言っても世代交代は必要でしょう。ですが、新規加入が進まないと世代交代どころか赤帽としての運営が成り立たたなくなります。成り立たなくなるということは近々赤帽がなくなるとかそういうことではなく受注作業をこなすことができなくなり仕事を断らざるを得なくなるということです。実際に最近ではそのようなことが発生しているようです。

サラリーマンを定年まで勤め上げ第二の人生として赤帽でがんばろうと開業し忙しい日々を送っている組合員もいます。「思ったよりも忙しい」とうれしい悲鳴を上げている組合員もいます。大きな力になっています。

そうは言ってもこのままの調子で組合員減少が続くと特に懸念される作業があります、引越しです。

赤帽は2022年度コストパフォーマンス満足度ランキングで10年連続1位に輝いております。赤帽引越しは値段以上の価値がある、この仕事ぶりでこの値段は安い、これは消費者からの褒めの言葉だと思っております。

古い組合員に聞いた話によると、「春の引越しシーズンの本部の受注は今の何倍もあった。断ることなく受けて空車を探しまわって対応したものだ。今じゃ最初に空車確保してから受注するものだから空車以上の受注は断っている」

大変な問題だと思います。今より受注が多くてもこなしていた時代、以前よりも少ない受注なのにこなせない。

組合員減少の影響とともに平均年齢が年々上がっているこの現実の結果でしょう。なんとかして歯止めをかけなければと市内各地の商業施設などでブースを設けて宣伝しているようですが効果は今ひとつのようです。このまま人手不足が原因で品質低下を招くようであればコストパフォーマンスに影響しかねません。

しかし、ここで赤帽に興味がある人もない人も聞いてほしいのですが、人が足りないということはチャンスだと思いませんか?

せっかくの引越し受注を断っていること、チャーター配送の交代要員が足りない、となればそこに入り込む余地があるということです。赤帽は相互扶助の精神がありますので自分ができなくなった仕事を仲間に頼む、仲間が対応しきれない仕事を自分が応援する。組合員減少してもこの相互扶助の精神が減少することはないと思います。

私が加入した当時はリーマンショックで日本中、いや世界中が冷え切っていた時期です。仕事が少なく軽運送は溢れ飽和状態といってもいい時期でした。それでもまわりの先輩方に助けられここまで続けることができました、これからも続けるつもりです。

 

開業するには開業資金が必要です、自分の決断も必要です。そう簡単なことではないでしょう。赤帽札幌本部では毎週第2土曜日に開業説明会が開催されています。また、それ以外でも個別相談をしてくれると思います。

説明会は何度行ってもかまいません、私は当時3回行きました。これならがんばれると決断するまでに3回の説明会が自分には必要でした。

 

開業すればフォローしてくれる仲間が必ずいます、やっていけると思います。

赤帽お問合せ・ご相談はこちら

お気軽にお問合せください

お電話でのお問合せはこちら

011-557-2267
休業日
土日・祝日もOK。お気軽にお問合せください。
お問合せ・ご相談はこちら

お問合せ・ご相談

お気軽にご連絡ください。

土日・祝日も受付中!
011-557-2267
お問合せ・ご相談

サイドメニュー

ごあいさつ

小幡良治

親切・丁寧な対応をモットーとしておりますのでお気軽にご相談ください。