赤帽札幌・赤帽の5年後、10年後は・・・・。

2023.3.26

小雨降り肌寒い今日の作業は午前午後ともに札幌市内で引越し2本でした。2本とも2台作業で相方組合員は同じ人です。

その組合員は作業の合間に赤帽組合員減少について真剣な表情で話し始めた。

組合本部からよく交代要員での作業依頼が入るらしい。というのも組合員減少のため何人かに依頼したが都合が付かず自分に来るみたいだと。そうです、私にもきますのでその通りだと思います。

脱退理由は様々で高齢を理由とする人、高齢に加えて体調不良や病気を理由に辞めていく人がいます。辞めていった人と同数の人が新たに加入してくれば何のことはないのですが新規加入がうまいこといっていない現状があります。

5年後、10年後はいったいどうなっているんだろうとお互い真剣な会話になりました。それと同時にもし自分が急用ができたり体調に支障をきたしたりで休みたい時に代わってくれる人がいないという不安も口にしておりました。

そしてこんな話もしていました、先日、ある年配の組合員と2人作業の引越しをしたときに重量の家電製品を一緒に持った時に持ち上げられずに大変な目にあったらしいのです。こうなると必然的に引越し要員が減っていくし、もっと言えば赤帽を脱退する要因かもしれない、と。

私達お互いいい歳で体力的に衰えを感じてはいるがまだまだ動けるし引退なんて考えられない、こんな自由のきく仕事はないしこれに慣れてしまったので今更会社勤めなんかやる気もないしできないというのがお互い一致した意見だった。

極論になるかもしれないが5年後10年後赤帽は存続しているのだろうか。

それを考えるとゾっとするね、とういう話をしてきた。

 

私の赤帽経験年数の2倍以上のベテラン組合員が真剣な眼差しで赤帽の将来を話しているのを見ると危機感を感じた。

 

バスの運転手不足で停留所を減らし路線を減らし、タクシーの運転手不足で保有車両が100%稼働できずに遊んでいる車がある、トラック業界は2024年問題を目前にして今までのような物流が確保できるのかどうかの真剣議論、それと一緒にすることはできないかもしれないが赤帽も運送を担っている業界にいるので他人事ではないだろう。

 

赤帽の5年後、10年後はどうなっているのだろうか。

高齢者施設引越し

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