車両事故で大きく損傷したとき

2022.2.21

昨年秋、組合員が道東方面に配送に行った帰り道、単独事故を起こした。

秋から冬にかけて寒さが厳しくなり気温も下がり雪がなくとも朝晩の冷え込みによって路面が凍結しアスファルトの色をして凍っている、いわゆるブラックアイスバーンと呼ばれるものでこの組合員の事故もそんな状態だったようだ。

長い峠を超えたところの橋の上と聞いた。アイスバーンで滑った赤帽車、対向車線からは車が近づいていたらしくコントロール不能状態の車を対向車に出すまいとなんとか必死で操り左ガードレールに車体をこすりつけた状態で停止したようだ。

ベテラン赤帽組合員で北海道内を何年も走り回っていて季節柄の道路状況も熟知していたであろうが予期せぬことは起きるものだと思った。

車の損傷は激しく走行不能となりレッカー車に牽引されて札幌市まで来たという。本人は幸いなことに大きな怪我もなかった。

この組合員はその後赤帽車両購入手続きをしたという。

 

私のことだが、5年前、引っ越し作業移動中に突然ハンドルが重くなった。パワーステアリングが効かなくなりハンドル操作が重くなった。走行には支障がなくその日の作業を終え、数日後にディーラーに持って行ったが原因がはっきりわからず考えられるところの部品交換をしてもらい様子を見てほしいとのことでその日は帰宅した。

翌日配送作業のため自宅を出て20分後、幹線道路3車線の中央先頭で赤信号停車中にエンジン付近から煙がモクモクと噴き出し大騒ぎになった。パワステ不能との因果関係は未だわからずじまいだがなんとも納得がいかない思いだった。

その後レッカー車でふたたびディーラーに入れたところ修理には数ヶ月かかるとのことでその場で新車購入手続きに入った。

 

何が言いたいかというと大きく損傷した車の修理に数ヶ月かかるとその間仕事ができないので購入せざるを得ないということ。

数日の検査や修理、部品交換であればよくあることでたいした問題ではないが、修理不能のような損傷や修理に何ヶ月もかかるのであれば考える余地はなく買う以外ない。

赤帽は会社組織ではない。雇われているわけではなく自分で車両を用意して商売している身であります。車両がないと仕事ができません、その間は無収入状態になります。

無収入を何ヶ月も続けるわけにはいかないですから買う以外ないということになります。

 

考える余地なし!も時には発生します。

 

赤帽開業となれば赤帽車購入は必須条件となります。

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