赤帽組合員の高齢化

2022.1.25

赤帽札幌所属の組合員は200人前後で平均年齢は60歳を超えている。

私が加入した頃は組合員は300人、平均年齢はおそらくまだ60歳にはなっていなかっただろうけど近いところだと思う。

今、この平均年齢が上がる一方で若い世代が入ってこないというところが残念な状況ではある。これは赤帽組合組織としては問題点であるのは間違いないところだろうが、ドライバーの私からすればそうではなくこんな歳でもできるんだ、仕事があるんだ、と希望が持てる職業だと思っている。だからと言ってこのままでいいとは思わないのだが。

私個人の考えとしては身体が動く限りは死ぬまでやっていたいと思っているが高齢ドライバーが起こす交通事故の問題や、高齢で車の運転に対して身内が許すかどうか。また今後法人、個人客問わず高齢ドライバー問題を背景に赤帽に仕事の依頼が入ってくるのかという点も不安要素だが赤帽を応援依頼してくれる法人個人はまだまだいるはずだ。

最近、仲間同士の世間話の中で「今はもう赤帽は老人ホームみたいだな」なんて笑いながら喋っていたりするけど、笑えなくなってきた、もう冗談の範囲を超えているかもしれない。しかし高齢でも現役組合員はそれはもうすごいもんですよ。

先日、70代の組合員と話した。

彼は今、決まった仕事はなく完全フリーで活動しているらしくどのように仕事を取っているのか聞いたところ仲間内から回ってきた仕事や、過去に依頼してきた企業や個人客からの再依頼などが多いという。1人でできない仕事は仲間に手伝ってもらう、急遽自分ができなくなった仕事は仲間にお願いする、お願いする側とお願いされる側が共に支え合う相互扶助の精神だ。20年以上真面目にやってきた証だろう。本人は車も古くなってきたし、身体もいつまで持つかなんて言ってたけど見た感じではとても70過ぎには見えないしまだまだできそうだ。実際に引越し作業もこなしているらしい。

赤帽は60代、70代、80代、体力的に衰えているかもしれないがバリバリに働いている姿は私にとっては常に理想で羨ましく思う。

 

定年退職後に開業する人、脱サラして開業する人、就活で始める人、始めるきっかけは人それぞれです。開業後は定年はありません。納得いくまで続けられる仕事それが赤帽です。

 

とは言っても食べていけるかどうかは自分次第、開業したからと言って給料を保証された仕事ではありませんのでまずはそこの理解が必要です。

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