赤帽札幌・軽トラブログ

2023.8.30

北海道新聞求人広ページ欄に赤帽開業案内が掲載されています。

ここ数年は開業する組合員は減少傾向で逆に脱退者が急増しており、ますます深刻な人手不足となっておりますが、いろいろと聞いてみると開業希望者が決してゼロではないのですが開業を断念せざるを得ない状況があるようです。

それは車両の納期です。

車の発注から3カ月や４カ月はあたりまえでそれ以上のときもあるそうでそれまで無収入では生活に支障をきたすため開業をあきらめた希望者も実際に何人かいたそうです。私が開業した当時は車両の納期は１カ月半ほどだったように記憶しております。その間は無収入でしたがまあこんなものかと気にもしてませんでしたが半年近くもかかるとそりゃ待てませんよ、あきらめますよ。

もったいない話ですがどうにかならないものかと思いますねえ。

さらに言うと値段が高い！

私が開業した十数年前に比べると赤帽指定の軽車両に幌付き荷台箱仕様で７０～８０万円ぐらい上がっているんじゃないでしょうか。確かにこの時代なので安全面でかなり改良されているし材料高騰も影響しているかもしれませんが、それにしても・・・・、軽トラなのにって感じ。

これだけ高くなるとある程度の年齢の組合員も次の車両を買って赤帽を続けようとは思わなくなるでしょう、これも廃業のきっかけになると思います。

経済的に廃業できない人もいるでしょう、事実、廃業する組合員の車両を個人売買で手に入れ赤帽業を継続している組合員もいます。

私も車両の入れ替えがもう間もなくと思ってますけどこの納期と価格は驚くね、とくに納期、これはどうにかしてほしい。そして価格、軽トラなのに我が家の新車の軽自動車より高いんだから。