2023.2.6

２月６日、と言えば思い出します。昨年の今日は札幌市内で２４時間降雪量が60ｃｍを記録する観測史上最高の降雪となった日です。

なんとその日に私は引越しをやっておりました、それを今思い出したところです。

札幌市内で午前10時スタートの引っ越しで自宅を出発してから依頼主宅に到着するまでしんしんと降り積もる雪、みるみるうちに道路が雪で埋まり引越し荷物を積み込んで新居にさあ出発となったときには雪深さで車を出すことができませんでした。

日曜日ということもあって近所の住人が皆雪かきをしていましたが、動けない私を見て数人のご近所さんが助けにやってきてくれました。大変ありがたいことでなんとかその場を脱出してスタートと思ったら信じられない光景がそこにありました。

石狩街道を走行しましたがバックミラー越しに後ろを走る路線バスを見るとなかなか進まずそのうちに停車してしまう状態。3車線の広い道路で本来は除雪が行き届いているはずなのにとても道路とは思えずバス同様にあちこちで車がスタックしていて交通障害が起こっています。この後、路線バスはほぼ全路線運休、JRも同じく運休、タクシー各社も対応に追われたらしいです。

 

そんなこんなでのろのろ運転でなんとか新居近くまで来たのですがもう道路がありません！雪の深さは膝上から太ももぐらいになったました。

住宅街に入った途端に道路が雪で埋まりまったく走行できません、しかし荷物を積んでしまっているのでなんとか新居までと思い走られそうな道を選びながら進みましたがスタックしている車が数台あります。この車が行ってくれないと自分も進めませんので動けない車を数人で押し出しこれで自分が行けると思ったらまた1台埋まってる。そしてまた助ける、この繰り返しで随分協力した結果、新居に到着したのは信じられませんが4時間後でした。何事もなかったら１５～２０分程度で来ることができるのに。

依頼主の方には随分お待たせしましたが、無事に到着して無事に荷物を下ろすことができて本当にホッとしたことを今思い出しています。

 

今思うと作業終了時は雪は止んで太陽が出ていた。

 

すごい１日だった。