2023.3.20

赤帽のほとんどの組合員は1人営業、つまり車1台カラダひとつで動いております。

そのため、このブログでも何度も書いたように自分一人で対応できないときは他の仲間にお願いする、又、その反対に仲間から依頼されることもあります。

そんなやりとりをする仲間の組合員に先日赤帽札幌本部で会い立ち話をした。

この引越しシーズンはほとんど予定が埋まりつつありまあまあの予約状況らしいが、そんな中でも組合員仲間からの依頼もあり受けられる作業と受けられない作業がありスケジュール調整が大変のようである。

彼が言うには、午後の夕方に積み込んで翌日道東方面に下ろす引越しがある。ということは積み込み日の午前中から午後にかけてが空いている。タイミングよく仕事の依頼が来たようであるが時間が読めなくて断ったらしい。というのも時間的なことを聞いたところ3時間になるか4時間になるか、あいまいだったらしく午後の積み込み時間に遅れる可能性もあり断ったとのこと。「なかなかうまいこといかないんだわ」。

 

そう、今の時期は特に引越しを専門としている組合員にとっては繁忙で自分ができなくなったからといって他の組合員にお願いすることはほぼ不可能に近い。今が稼ぎ時と言えどもぎゅうぎゅう詰めで仕事を入れるといざとなったとき対応が取れず迷惑をかけるしリスクが大きい。

彼もそういう理由でその仕事の依頼を断ったらしい。

「仕事仕事ってスケベ根性出して詰め込まないほうが安全だよ、そのうちに違う仕事がそこに入ってくると思うよ」

そう言って別れたきた。

（後日、本当にそこに違う作業依頼が入ってきてちょうどよかったと言っていた）

 

入ってきた仕事の好き嫌いも含めて自分がこの仕事を入れると何か不都合が生じると思えば断るのは何ら問題ないのがこの赤帽の良さではないか。

 

個人事業主の良いとこでもあり苦しいところでもあり気楽なところでもあり。