2018.11.17

 

赤帽メープルのホームページをご覧いただきありがとうございます。

北海道の平野部で初雪が降ったところがあります、札幌もそろそろでしょうか。

赤帽は会社勤めのサラリーマンとは違い基本給、固定給の概念がありません。ほとんどの組合員はドライバー兼作業員として１人で活動する個人事業主なので働かないと収入にありつけません。

ということは、赤帽なので走ってなんぼ、動いてなんぼの世界ですね。

自営のため基本的に仕事は自分で取ってこなければなりません。だからといって企業に名刺もってまわり歩くなんてことはしませんけどね。

では、皆どうやって仕事にありついているのか？これよく聞かれますね。

先月も赤帽を職業として考えているという見ず知らずの人から電話がかかってきておおよそのことは伝えましたが、特に引越しを業務の主としている場合ですがホームページを立ち上げている組合員が多いです。これは非常に効果がありますが、検索順位によりますので競争がかなり激しいです。競争相手は他社ではありません、同じ支部に所属する同業仲間となります。

だからといって睨み合っているかというとそうではなく仲間なのです。

冒頭で述べたように赤帽のほとんどは１人で行動してます。引越し荷物は常に１台分とは限りません、２台分であったり３台分であったり、ときにはそれ以上の台数分の引越しだってめずらしいことではありません。たとえ１台分の荷物量であっても依頼主から作業員２人対応でお願いされることもあります。

このようなときには他の組合員に声をかけて人数を確保して対応しなければなりません。このタイミングで声をかけてくれることによって収入が確保され赤帽業が成り立つというわけです。逆に自分が複数台分の仕事を取ったときには、自分以外の台数分の組合員に声をかけて対応します。

お互い様とはいえ組合員から声をかけてくれるのは本当に助かります。正直言うと自分が声をかけるよりも声をかけてもらうほうがだんぜん多いのでまだまだ自分の力が足りませんので今まで仕事をいただいた分をお返ししなくてはと思う昨今ではありますがなかなかねえ、これが。でも本当に助かっていますのでありがたいことです。

それと助かっているといえば、以前にお受けしたお客様から再度の依頼が入ったときですね。

お陰様で毎月必ずリピーター依頼が入ってきますが、前回の作業態度が良かったのか、お客様に対する対応がよかったのか、うれしい限りです本当に。

やはりお客様は見ています。どんな仕事もそうだと思いますが、いやな気持ちになったとしたらもう頼まないと思います。

作業態度が悪いと再度の依頼は来ません、これは同業組合員からも信用を失いますので一般のお客様と仲間の組合員に対しても同じ意識を持って常に努力をしなければならないと思っております。