年3月は移動の季節と言われもっとも引越しが集中する時期となります。

引越しが集中するがゆえに依頼する側は気をつけなければならないことがあります。

引越しが集中するということはそれだけ業者側にとっては稼ぎ時となりますので通常よりも割高になる業者が増えるのは当然と言えば当然ですが、繁忙期につけこんで普段はやらない引越しの看板を掲げて法外とも言える金額を提示してくる業者が出てきますので注意が必要ですが驚くことに全国的に名の知れた大手引越し業者も高額提示していることが噂されています。

事実今年の3月に受けたお客様によると赤帽引越しの見積りは11,880円のところ（実際11,880円で完了）大手引越し業者に見積りしてもらったところ20万円を提示されたのであまりにも高すぎではないかと詰め寄ったところ、「3月だから」との返答だったようです。

実際に作業を受けてみると赤帽車1台で十分積める荷物量で新居までの移動距離を含めてもわずか1時間半で完了した作業です。20万円はどう考えても高くお客様の話が事実とすればとても信じられません。又、この作業の時に新居に着いたときに別の大手引越し業者とかち合ってしまいましたがその業者は2トントラックで作業員が3人、積み込んだ荷物をチラッとのぞき込むと赤帽車1台で十分な荷物量でしたので、推察するにはその引越しが札幌市内だとしても作業員が3人いたのでおそらく10万円以上だと思います。

最初からその業者を指定して依頼したのなら別ですが、もし赤帽や他の格安引越し業者の予約が取れなくてやむを得ずその業者にしてしまったのなら気の毒としか言いようがありませんが、そのようなことにならないように3月に引越しを予定している方は早めの予約が不可欠と言えるでしょう。

又、3月はどこの業者も1日数件の掛け持ちになりますので業者によっては円滑に作業を進めるために例えば電化製品や家具以外は段ボールに詰めることを条件として段ボールに入っていないものは運ばないというところもあるようです。事前に業者に言われていたにもかかわらずそれを守らなかったために本当に荷物を置いていかれたため困ってしまい赤帽の私のところに連絡が入り「置いていかれた荷物を運んでほしい」との依頼が実際にきたことがありますので荷造りは確実にしっかり終わらせるということはこの時期の引越しでは最低条件と言えるでしょう。

気を付けてほしい点がもうひとつ、札幌市内で近い引越しだから予約が取れるだろうと思ったら大間違いです。業者によっては遠方地域をメインに受けているところもありますので引越し先が遠い近いは関係ありません、とにかく引越しが決まったら早く業者を手配しましょう。